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2014年8月6日水曜日

素敵な証明だった: 代数学の基本定理をBrown運動の再帰性から出す

これは面白い.
Brown 運動とマルチンゲール性を知らないといけないが,
証明自体はすっきりシンプル.
またこうした証明を許す, 代数学の基本定理の懐の深さも伺える.
よい証明だった.


証明は上記ブログに書いてあるので, ぜひ見に行ってほしい.
また Rogers and Williams に書いてあるらしいので,
この本にも改めて興味が出てきた.

2014年8月5日火曜日

結城さんとかもさんのやり取りが面白かったので: 距離空間と位相空間, 距離空間へ距離以外の位相を入れてみる

結城さんとかもさんの話が面白かったので.



大きさと距離はともかく, 向きと次元は関係ないのでは.
どういう意味だろう.


これが凄まじい.
何だこれは.
論文読めない (取れない) からアレだが, 超読みたい.

専門家, やはり凄い.
こういうやりとりを見ているだけで感銘を受ける.

2014年8月3日日曜日

tri_iro さん筋の情報: チャイティンの不完全性定理の方を使って人を騙そうという行為が横行しているようである

tri_iro さんはいつも本当に面白い.



この辺, 詳しい話を聞きたい.

2014年8月1日金曜日

『幾何学と代数系』金谷健一(森北出版): 書泉グランデMATHが面白そうな本を紹介していたので

書泉グランデMATH, 面白そうな本をたくさんツイートしてくるのでつらい.

2014年7月31日木曜日

Youtube の講義動画: 自分でYouTube にあげる動画の参考にしていきたい

最近とんとご無沙汰だが, YouTube で動画をいろいろ上げていこうという計画を立てている.
その参考にしたい.

2014年7月30日水曜日

数学教育とプログラミング: 何を使って何をしよう?

いろいろ教えて頂いたので.



実際に小学生と勉強的なことをしようという話があるので, そこでどうしようか, というところ.
やるなら PC いくつか用意しないといけないとかこれまたいろいろな問題はあるのだが.
とりあえずは教えて頂いた本を読んでみよう.

2014年7月29日火曜日

背理法と対偶と脱背理法教育の悲しみ: かもさんのツイートまとめ

本当によくわからないが面白そうなのでまとめておいた.



あまりにも悲しい.
最後に祈りのような一文で締めておこう.


日付: 2014-07-08T23:24+0900

2014年7月27日日曜日

魔法少女から: 相転移Pについては超関数論の超準化みたいなのプロデュースしていただきたい

魔法少女はすぐツイートを消すから困る.



相転移Pについては超関数論の超準化みたいなのプロデュースしていただきたい



@phasetr http://www.sciencedirect.com/science/book/9781898563990
http://t.co/VbJUqiRYJf


PDF の方は気長に読む予定なのでしばらくお待ち頂きたい.

2014年7月25日金曜日

防衛に役立つ数学研究がしたい

いい話っぽかったので記録を残したい.
適当なことを言っているだけでいいことを教えてくれる Twitter,
実に尊い.

2014年7月24日木曜日

記事紹介: 数学をゲーム感覚で学べる「Primo」

だいぶリアクションが遅れたがタレコミを頂いたので.



すいません、毎度毎度gigazineからタレコミます。


http://gigazine.net/news/20140516-primo/


gigazine からも引用しておく.



「数学が苦手」は生まれつきではなく努力によって克服可能であるという意見がありますが、
一度苦手意識を抱いてしまった数学を好きになるにはそれ相応の努力が必要になるはずです。
しかし、数学をゲーム感覚で学べる「Primo」ならば、
友達や家族と遊びながら楽しく苦手を克服したり、数学に対する興味関心を高めることができそうです。


面白そう.

2014年7月23日水曜日

黒木さん発言録: 掛け算にみる数学探求

黒木さんが今回もいいことを言っている.



参考にしたい.

2014年7月22日火曜日

あなたの街の解析屋さん

むしろスコティッシュカフェみたいな感じで,
解析学徒が厚まる場所にしたい.
スコティッシュカフェについては聖典『無限からの光芒』を読もう.


2014年7月21日月曜日

立川さんの研究室紹介 YouTube がうさんくさくてとても素敵

立川さん, 本当に怪しくていい.

2014年7月20日日曜日

小林俊行先生のインタビューページ: インタビュー・井上学術賞受賞・小林俊行教授 無限次元の対称性の数学 ~根源から湧き出す泉の豊かさ~

インタビュー・井上学術賞受賞・小林俊行教授 無限次元の対称性の数学 ~根源から湧き出す泉の豊かさ~ という記事だ.


興味がある人はとりあえず読んでみよう.
極小表現について小林先生がいろいろ話している.


この辺からが本領発揮だ.

これ以上分解できない最小のものと言いましたけれども、
実は、重ね合せによる分解という古典的な考え方だけを用いるのではありません。
より単純なものから複雑なものを構成する、表現のインダクションという仕組みがあります。
その仕組みを逆にたどると、単に分解するだけより、もっと根源的なものに行き着きます。
実は、本当に根源的なものは非常に種類が少ないのです。
実際、対称性のほとんどは一次元のものに端を発していることがわかります。
根源的なのに無限次元のものもごく少数存在します。
この例外的な無限次元の対称性の代表格といえるのが極小表現です。


あとこれ.



教えるのが上手とか字がきれいとかというのと全然違うんだけど、
本物の数学の息吹を感じてもらう手助けなら少しできるかなあと。
一・二年生を教えたいという気持ちは、そういうところにあります。


自分の中のものが人に伝わる、あるいは人のものが自分に伝わるという、
空気中に飛び交うもの、目には見えない何かがあるでしょう。
ぼくは、こういう空気を大切にしたいのです。
ついさっきまで研究していた先生がパッと教室に行って講義する。
研究に没頭していた空気がまだ服にもついてるし、
体の中からも出ているかもしれない、それを伝えて、
また学生さんは学生さんで日々研鑽して伸びている空気を出してそれを一つの教室で共有するっていうのが、
何かすごく素敵なものだなあと思う。
それが教えることが好きな理由の一つかなあと思います。


これが凄く大事で, 私もやってみたいと思うことだ.
大したことができなかろうが何だろうが,
研究する気持ち・挑戦する気持ちを捨てずにいること,
それを示し続けること, それが大事と信じている.


ちなみに小林先生について以前 この記事 でも滅茶苦茶格好いい姿を紹介している.
ぜひ読んでほしい.
あと『数学まなびはじめ』は必読なので買っていない人はさっさと買ってほしい.


2014年7月19日土曜日

MarriageTheorem さんによるつらい現実の召喚: 「偶数と偶数の和は偶数であることの説明」について

MarriageTheorem さんがまたつらい現実を召喚してきた.
元記事のコメントで これこれ とごちゃごちゃ書いている人がいるが,
そもそも私が必要だと思うのは「わかるまで考えるのをやめないこと」,
「わからないことに耐えること」, 「今すぐできるようになるという幻想を捨てること」だ.
一応上記リンクでのコメントも引用しておこう.



説明(証明)問題の前に,偶数,奇数,3の倍数,連続した2つの偶数,2つの偶数などを,文字を使って表現する方法を徹底指導しました。また,文字 は変数であることから,どんな数字でも入る魔法の箱というイメージ作り。1~10程度までを書き出して,偶数と奇数が交互に並んでいること,3の倍数はど うかなど,数字遊びも大切だと思いますよ。
それ以前に,中2の式と計算の単元で,ちがった種類の文字の計算をどのように指導してきたかも大事ですね。
指導は系統性が大事だと思いますから,この問題だけを指導するという考え方が違っていると思います。
わたしは学習塾でバイトをしていたことがあります。これはワークの例題になるような有名な問題なので,研修を受けた記憶があります。
正直私も自分の子には,無料塾には通わせたくないと思いました。お金がかかっても力のある塾は指導をします。無料塾の光景は相談会のような感じですね。指 導は授業や講義時間だけの労働で成り立っているわけではないのです。貧困克服のために,準備をしていない指導者がいる塾に通わせるなんて,本末転倒もいい ところではないでしょうか。



無料だからといってこういう変な教え方されるとそれが子どもの記憶に残って
将来にわたって悪影響を及ぼすんですよ。
クリティカルな年代の子ども相手にボランティア感覚で気軽に教えないでください。


私が通っていて, 最近また通い出した柔道の道場がいつもこう言っている.



今すぐ試合に勝つとかそんなことを考えて教えているのではない.
5 年, 10 年先の柔道, もっというなら人生のことを考えて指導している.
今はできなくてもいいからとにかく 1 つ 1 つのことをきちんと心を込めてやりなさい.


今はできなくてもいいというの, 元の証明を今は理解できなくてもいいというのと
私の中では繋がっている.
簡単に納得しようとしないできちんとその不快感とも向き合ってほしい.


田崎さんから聞いた, 江沢洋先生の教育スタイルとかそういうのを継承したい.
ちなみに江沢先生は学生が質問に来ると,
学生が自分自身でそれに対する回答を考えるのを黙って見守り続けるという対応をしていたらしい.
口出しもしたくなるだろうが, そういうこともせず,
じっと学生を待ち続けたと聞いた.


こういう教育, 死ぬ程時間がかかるし,
少なくとも今の大学の教官の忙しさからすればほぼ絶望的なことだろうが,
私はこういうのがやってみたい.
尋常ではないくらいに粘り強く取り組む精神力を身につけてほしい.

昔の教育コンテンツの水準がだいぶ素敵なことになっているがこれが今できない理由がない

そんな難しいのは素人にはちょっと, みたいなアレをよくいわれるが,
昭和9年の「子供の科学」でここまでやばいレベルのアレをやれていたのだから
現代でもできない理由などどこにもないな, と決意を新たにした.

2014年7月16日水曜日

すみにゃんのブログ記事紹介: TeX 関連でいろいろ役に立つ内容だったので

すみにゃんによる役に立つ TeX の記事があったので.


次のような内容だ.



  • \lB で \mathbb{B} を出したい
  • \array 環境でエラーがでる
  • \left\{ \sum_j a_j \,|\, a_j \in \lC \right\} で 縦線 | を長くしたい
  • \subsection に定理番号を踏ませたい
  • 数式モードで短いハイフンが使いたい
  • 定理番号横に文献引用するときに,定理番号とセットのやつやりたい



最初のやつはシャイターンの記事が参照されている.
シャイターンならではの謎の教養が発揮された.

2014年7月15日火曜日

ゼルプスト殿下のブログから: ホーキング博士の道案内で数学史の世界を探訪

ホーキング博士の道案内で数学史の世界を探訪 というゼルプスト殿下のブログの記事だ.
Hawking の本, 『God Created The Integers』の紹介記事だ.



数学の歴史に一時代を画した重要な業績を、作者である数学者のプロフィールと、
論文の英訳によって紹介したアンソロジーで、古代ヘレニズム時代のユークリッドから現代のアラン・チューリングまでをカバーしています。


安いしほしい.

2014年7月13日日曜日

セミナー宣伝: 【数理物理物性基礎論セミナー】中山優(IPMU)「共形ブートストラップで理解する相転移と臨界現象」7月19日14:00 学習院大学南7号館101

超気になる.
概要から一部抜き出そう.



私たちの相転移と臨界現象の理解は新しい局面を迎えようとしています。


私が学生の頃勉強した熱力学の教科書に「3次元の磁性体の問題には、
1970年代以降「繰り込み群」という考え方からのアプローチが試みられ、
ある程度の描像は得られたが、
真の解決はいまだ夢想さえできない。」と記述があります。
本セミナーでは、まず、(3次元の)臨界現象に潜んでいる非自明な時空の対称性「共形対称性」を考え直すことから始めます。
なぜ繰り込み群の固定点である臨界現象にはスケール対称性だけでなく共形対称性が潜んでいるのか?
その対称性の起源と考えられる「局所繰り込み群」とは何か?
と言う疑問から、共形対称性がどのようにして臨界現象の普遍性を支配しているかを説明していきます。


超行きたいが予定があっていけない.
何という屈辱だ.

2014年7月11日金曜日

記事紹介: 【Rubyが好き】微積分や統計解析を快適に扱う言語(DSL) rubyで作ったヨ!

【Rubyが好き】微積分や統計解析を快適に扱う言語(DSL) rubyで作ったヨ! という Qiita の記事があった.


ページから少し引用してみると, こういう想いからライブラリを作っているとのこと.

少しマジレスすると僕の大好きなRubyは数学色が薄いのが少し悲しかったのです.
(蛇足ですが、この想いからrubyのMatrixクラスにシコシコcommit してます.
ex. https://github.com/ruby/ruby/pull/568
Matrixを成長させ組み合わせれば、線形微分方程式や各種統計解析など夢ヒロガリング)
ひとまず、ご覧になって雰囲気を掴んで頂くのが良いと思います.


何だかんだでちょっとしたプログラムを書くのに
Ruby はすごくよい感じがしたので,
最近 python から乗り換えた.


python を使っていたのはいくつか理由があるが,
何となく GAE で使えるし科学技術計算関係で numpy とか scipy とかあるし,
というので勉強がてら使っていた.
結局, GAE も触らないし数値計算などもしないので,
これも勉強がてらちょっと Ruby 触ってみたら少なくとも軽く書く分には
非常によかったので, 移行した感じだ.


最近, 小中高生向けにプログラミング+数学・物理みたいなことを考えているし,
それに Ruby なり (シミュレーション用途に) JavaScript を使うことを
考えてもいるので, ちょっと動きは注視したい.