https://t.co/GbxhcSHJ8O 【数学の教師って、数学得意だったから数学苦手な生徒の気持ち理解できないから、数学教えるのは向いてないんだって。】これは数学をきちんと勉強したことがない人の発言か?数学科卒業生で数学がわからなくなった経験がない人なほぼ皆無のはず。
— 黒木玄 Gen Kuroki (@genkuroki) 2014, 6月 5
@genkuroki 数学の先生になる可能性のある学生に数学を教えている大学の先生には、努力しても数学がわからなくなるところまでその学生を連れて行く責任があると思う。
— 黒木玄 Gen Kuroki (@genkuroki) 2014, 6月 6
@genkuroki 数学科にも色々あるだろうけど、ぼくが知っている大学の数学科では、小中高で数学がわからなくなった経験がない程度の実力であれば確実に数学がわからなくなる程度のことは教えていると思う。数学科ではまじめな多くの学生はわからなくなったときの絶望感も味わうはず。
— 黒木玄 Gen Kuroki (@genkuroki) 2014, 6月 6
@genkuroki しかし、箸を自由に使えるようになった人が箸を自由に使えない人の感覚を正確には想像できなくなっているのと同じように、数学的何かについて理解してしまった人が理解していなかったときの自分の心の様子を正確には思い出せないということはあると思う。
— 黒木玄 Gen Kuroki (@genkuroki) 2014, 6月 6
@genkuroki 続き。これは、数学に限らず、すべて同じことで、理解したりできるようになった時点で、自分自身が不可逆的に変化してしまっていて、以前の感覚を正確には思い出せなくなるものだと思う。
でも、数学科に来れば理解できないときの忘れられないあのいやーな感覚は経験できる。
— 黒木玄 Gen Kuroki (@genkuroki) 2014, 6月 6
@genkuroki まだ理解していないことについて、誰かに「教える」(正確には誰かに話を聞いてもらう、理解していないので本当の意味では教えることができない)というのは、理解するためにとても良いやり方だと思う。理解する前に誰かに「教える」ことがポイント!
— 黒木玄 Gen Kuroki (@genkuroki) 2014, 6月 6
@genkuroki 数学科に来る学生であれば少なくとも算数は平均以上にできて、たとえば、余りを求める割算も理解し、分数の計算も得意だっただろう。しかし数学科で本質的に同じことを「イデアルで割った剰余環」「環の局所化」でやると、まさに算数が苦手な子のごとくになってしまう。続く
— 黒木玄 Gen Kuroki (@genkuroki) 2014, 6月 6
@genkuroki
しかも心無い先生に「これらは算数で習いましたよね」とまで言われて落ち込むことになる。「イデアルってなんなんだー」とか「なんで局所化っていうんだ
よ」のようなとても良い疑問を持ちながら、余りを求める割算や分数がわからない経験をできるわけだ。毎年繰り返される風景。
— 黒木玄 Gen Kuroki (@genkuroki) 2014, 6月 6
「わかる人はわからない人の気持ちがわからない」という妄言, 本当にどうにかしてほしい.もっと言葉を大事にしてほしい.
0 件のコメント:
コメントを投稿