2014年5月10日土曜日

久徳先生と f_hiroki さんに一般相対論についていろいろ教えてもらったので

久徳先生と f_hiroki さんにいろいろ教えてもらったのでメモ.



@life_wont_wait 手元に Dirac と Pauli の本はあるのですが,
もう少し突っ込んだ + 現代的な内容の一般相対論の本がないかと探しています.
佐藤-小玉あたりが適切でしょうか


@phasetr 質問が漠然としていてよくわかりませんが,
どのくらいの期間でどういう方面の勉強 (あるいは研究) をする想定でしょうか?
佐藤小玉は絶版なので入手に苦労するかもしれません.
現代的といってすぐ想像されるのは Wald ですが, それでも 30 年前の本ではあります.
電話帳もアリです


@life_wont_wait 数学科,
幾何の人相手一般相対論のセミナーをしようという話になっていて, そのための復習用です.
その本を皆で読むというより, まずはポイント絞って紹介する感じで, そのための私の復習用です.
私個人で数ヶ月かけてのんびりやる感じで


@phasetr @life_wont_wait Schutz とか幾何学的だと思いましたが, どうでしょう?


@hiroki_f @phasetr Schutz の一般相対性理論は読んだことないんですよね.
とっつきやすいとは聞きます


@phasetr 本格的なものでいいなら,
ポイントを絞るのにまず Wald や Schutz (未読・和訳あり) など幅広く扱っているものを眺めてみるのはどうでしょう.
他に Gravitation は和訳があってとても幅広いです.
先日は Birrell-Davies も悪くないという話がありました


@life_wont_wait @phasetr Ashtekar 形式 とかどうですかね?
詳しい仕事はしらないのですが.


@hiroki_f @phasetr 拘束条件が扱いやすくなるので量子論を展開する時には便利だというのは聞きます.
いわゆるループ量子重力の方向だと思います.
なので相転移 P の興味には合うかも.
古典論の範疇ですごく役に立つという話は聞いたことがないので僕はほとんど勉強していません


@life_wont_wait @hiroki_f ありがとうございます.
昨日ググっていたらシュッツが落ちていたので, 今ちょうど眺めていたところでした.
一旦上げて頂いたのを一通り眺めてみます


@phasetr @life_wont_wait p6 から p8 にかけて相対論の教科書の紹介があります.
http://www.is.oit.ac.jp/~shinkai/Viewgraphs/090729\_summerschool.pdf


最後の PDF を見て, Landau も持っているのを思い出した.
買うだけ買ってまともに読んだことなかったので, いろいろな復習のついでにこれも読もう.


あとこれも.



相対論での時間発展という概念がいまだに全くわからない.
あくまでも一旦フレーム (?) を固定した上で考えるのだろうか


@phasetr 特別な時空の上で考えるか, 何らかの観測者に沿った方向に見るか,
陽に時間を入れるか, 場合によって色々使える手はあると思います.
どういう意味で使うのかはっきりさせるのが大事なんでしょう


@life_wont_wait そういう観点をはじめからいれてやるんですね.
時間と言うか発展させるパラメータはいつも外から入れるので,
単純にその辺の考え方そのものに慣れていない方の市民

0 件のコメント:

コメントを投稿