2014年1月30日木曜日

マッチング理論関係の文献を教えて頂いたので

数学セミナーの書評というか感想を書いたが, それで言及したマッチング理論の本について教えてもらったので記録. 元ツイートは消えていたので, 教えて頂いたブログの情報を抜いておきたい.
http://phasetr.blogspot.jp/2014/01/2014-01.html 【書評または感想: 数学セミナー 2014 年 01 月号 グラフ理論の新展開 】よく分からない数学
教えて頂いたブログ記事はこれ.
安定結婚問題が一部で話題になっていたみたいですが, 一昔前は安定結婚問題を勉強すると言ったらここら辺の本を読むこととほとんど等価だったような気がします. Tamas Fleiner が組合せ論的な不動点定理を駆使して安定結婚問題の構造を解きほぐしていったところも (個人的に) 懐かしいところです (当時は私も束や選択関数のことをよく考えていたので, Fleiner の論文を眺めることが多かったです).
日本語ではまとまった書籍はないような気がしますが, 次のハンドブックの 14.2 節に根本先生による詳しい解説があります. 応用数理計画ハンドブック
もちろん rotation poset や stable marriage polytope の話もでています.
挙げられていたのは次の本たち.




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