2013年3月21日木曜日

Twitter まとめ:零空間 N は (線型) 写像の核 ker だった悲しみ


ささくれ先輩がセミナーで喋っていたようなのだが, それについてブルブルエンジン兄貴と梵さんが Twitter 上で会話していた. 困っている人がいるかもしれないし, 折角なのでメモしておきたい. この辺 から始まる.
記号の使い方に非難でまくりのセミナー 
@alg_d 先輩のやつですか? 
@bonnou_bonjin はい。「作用素のカーネルはKerで」「カーネルはNだろなにいってるんだ!!」 
@alg_d 小文字のkerを使う方の市民 
@alg_d カーネルがNの気持ちがわからない人生だった・・・ 
@bonnou_bonjin それな 
@alg_d @bonnou_bonjin ゼロに落ちる的な意味でのnullのNから来ていると思っていたのですがどうなのでしょうhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%B6%E7%A9%BA%E9%96%93
@phasetr あーなるほどと思いながらも日常的に使っていないからカーネルはkerという感じが強いですね
私自身は核を ker と書く. これは新井先生の本の影響だ.



ついでにいうと, 像の方も Im や im ではなく ran と書く. ホモロジーあたりをやるとき, 時々こっそりと Im ではなく ran と書くのだが, これはこれで気持ち悪くて結局 Im とか書きつつ, 核だけは ker と先頭を小文字にしていたりする.

追記

Twitter で次のようなコメント を頂いた.
@phasetr kernelをNと書くのはフランス語のnoyau(核)に由来しているのでは?
よく分からないが確かにフランス語由来かもしれない. 実際, 整数の  はドイツ語の Zahlen が由来だったはずだ. 何か文章にしておくと指摘をしてもらえるのは実にありがたい.

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